欲しい機能が標準装備は後悔のもと
新居を検討する時、せっかくだからといろいろと住宅設備を充実させたくなってきて、気づいたらオプション費用が膨大になってどれを削ろうか悩むのではないでしょうか。そんな時に有料オプションが標準装備というサービスは魅力的ですよね。
でも、ちょっと立ち止まって冷静に考えてみてください。標準装備の費用はどこかに載せられている、もしくは他のどこかで間引かれていると考えるのが自然ではないでしょうか。販売会社の担当者になぜ標準装備にできるのか確認し、気になる他社との比較検討は必要だと思います。
そして住宅設備も必ずや更新の時期が来ます。注意点として初期の購入・設置費用は標準装備内ですが、寿命を迎えての更新は当然ながら自費負担となります。
不要と思っていたオプション装備が劣化にともない買い換え時となった時、同等グレードの設備費用の高さに驚くことでしょう。押し売り的なオプション装備のある生活に慣れてしまってから、不要な装備を外してステータスを下げたグレードダウンの買い換えは出来ますか?
しかも買い換え時は、不思議と他の設備も買い替えが重なるもので、出費が続きます。
少しでもランニングコストを押さえようと思うなら、必要なオプションかどうか、標準装備と言う言葉に惑わされず良く吟味してオーダーすることが大切です。
トイレの壁掛けリモコンは本当に必要か
私の実家でも、トイレのウォシュレットのリモコンが壊れた事があります。
しかし買い替え品の検討をしていくと、やはり壁掛けリモコンのウォシュレットは上級グレード品で値が張ります。しかも両親2人暮らしの実家では1階をメインとして生活し、2階にもあるトイレはあまり使用していません。
結局、2階のトイレはあまり需要がないため、リモコンは壁掛け式ではなく便器本体のリモコンのみの商品に入れ替えた例があります。
これは個人的な持論ですが、そもそもリモコン(リモートコントローラー〈遠隔操作盤〉)は手の届かない場所で操作するための物なので、手の届く壁にあるリモコンは不要と考えています。
需要を鑑みて、時にはグレードを下げるというリフォームも必要かと思います。
まとめ
持ち家を洗たくする場合に忘れられがちなのが、ランニング費用です。家電と同じように住宅設備も10年を目安に入れ替えが必要な設備が多数あります。