【新築マンション】いつ買うかで住み心地はここまで違う!損しない買い方を公開

新居探し
出典:写真ACより
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住み始めてからでは遅い、新築マンションの賢い買い方とは

「え?そうなの?」初めてのマンション契約では知らないことがたくさんありました。情報を検索して物件が見つかったから、というだけでは後悔の残る物件探しとなりかねません。

同じマンションの分譲販売期間中でも、「いつ買うのか」成約の時期によって変わってくるものがあります。何が変わってくるでしょうか。

内装着工前の設計変更が可能な段階では、できるだけ入居者の希望に合わせた変更が可能です。3LDKの間取りを巨大リビングの2LDKにということさえできるかもしれません。

その後、建物本体や内装の工事が進んでくると基本設計での販売となり、最終的には売り切りのためのセール商戦となります。まるで営業時間終了前のスーパーのように。

【マンション購入】人生においてそうはない大きな買い物です。できるなら自分好みにカスタマイズ、もしくはオプションなど少しでもお得に契約したいですよね。

ここでは、実際に購入した経験から、契約時期による住み心地の違いをご紹介していきます。

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第1期販売

新築マンションは建物が出来る前に、モデルルームで物件をイメージして契約を進めます。この時点でマンションの建設地はまだ更地のこともあるかと思います。

区分の選択の余地が豊富

第1期での募集の最大の利点は、予算と好みに合わせて分譲区分を選択できるところにあります。

我が家マンション場合には、第1期と第2期に分けられ、すべての区分が同時に募集となる訳ではありませんでした。狙っている区分が第2期の販売募集だとしたら、その時期を確認するなどの情報収集が必要かと思います。

ただし注意が必要なのは、マンションを売り出す会社と販売を請け負う会社は別であると考えた方が良いと思います。第1期と第2期とで異なる可能性すらあります。販売を請け負う会社は自分のところの請負分を完売させて担当者の成績を上げることが最優先ですので、必要な情報が出てこないかもしれません。

住みたい分譲区分が決まっている場合には、そこがいつ販売となるのか情報収集が必要になります。しかしモデルルームは生活感がないため広く感じますので、要注意です。

駐車場の確保が選択肢豊富

駐車場の区分についても第1期から契約が始まります。全戸数分の駐車枠があるとは限りませんし、当然、止めやすい場所から埋まっていきます。そして、駐車場の月額利用料は近隣外部の月極駐車場よりも安いことが多いと思います。

我が家マンションの管理組合でも、後から住んだ人の駐車枠がなかったり止めずらい場所しかないのは不公平だという話もありました。

駐車場は必ずしも全世帯が使用するとは限らないので、第1期から順に埋まっていきます。止めやすい場所の選択には当然、第1期募集に優位性があります。

住まう人に合わせた設計変更

第1期の販売時点では、構造設計は済んで施工段階には入ってはいるものの、室内のデザイン設計は変更可能であるということは、あまり知られていないことだと思います。第1期募集に住まう人の特典としてデザインの選択や設計変更、オプションの追加など、有料無料とありますがカスタマイズできるという点が最大のメリットです。

第1期募集のメリットとしてまだ建物ができていないことにあります。変更可能な部分をカスタマイズしてマイホームにしていくことができることは先行契約の特権です。

以下では参考として、我が家マンションの事例を紹介していきます。

床材、キッチン等の色デザインの選択

我が家マンションの場合では、床材や建具、ドアノブの色合いを複数のものから選ぶことができました。そしてシステムキッチンや各部屋の壁紙に至っては、有料無料含めて様々な選択肢の中から選んでカスタマイズできました。

作り付け収納、ビルトインオーブンや食洗機などのオプション設計

マンションでは特に収納に困ることが多々あります。作り付けの収納は竣工前だからできることであります。アパート生活時代にラックを買って置いていた洗面周りは作り付け収納としてもらい、だいぶスッキリした空間にすることができました。

キッチン周りではシンク下をビルトインオーブンや食洗機のオプションとすることができましたが、故障時の交換を考えて選択はしませんでした。代わりに卓上食洗機導入のために、水道栓を分岐させてもらうことにしました。

間取りや建具の設計変更

構造設計に関わらない部分であれば、まだ間取り変更が間に合うのも第1期販売応募の特権です。

通常であれば各部屋出入口は片開き戸ですが、リビングと隣り合わせの部屋は半ぶち抜きのスペースにしたかったので、2枚引き戸に変更してもらいました。住んでみて思いましたが、3連の引き戸にしてもらえばもっと開放的な空間にできたかな、とも思っていますが。

設計変更イメージ

また小柄な我が家では標準キッチンでは高さが高いので、キッチンの高さを10㎝下げてもらいました。ずっと住み続ける住まいですので、住む人の体格に合わせて設計変更できるのも、第1期販売で良かった点です。

最終期販売

最終器販売での特徴として、オープンルームで実際に現物の部屋を見て契約するので、先住入居者の生活の雰囲気も分かり安心して契約を進めることができます。

区分の選択の余地がない

我が家マンションの場合では、第1期と第2期の売れなかった分とオープンルームとしての1部屋が第3期として最終売り尽くしされました。

住宅仕様が標準設計のまま

最終期の販売では建物がすでに竣工しています。そのため当然ながら、室内の間取りやデザインは標準設計のままとなっています。分譲マンションですので、住んでいるうちには内装リフォームが必要な時もくるかと思います。その時に変更するなど自分の中での落としどころを心得て契約するのであれば、お買い得かも知れません。

駐車場が確保出来ない可能性もアリ

前項でも説明しましたが、駐車場については第1期の販売から順に埋まっていきます。もしかしたらまだ空いているかもしれませんが、条件の良い区画は先に埋まっていきます。

駐車場がいっぱいの場合には近隣外部の月極駐車場を契約しないといけませんが、一般月極駐車場の月額料金の方が、マンション敷地内の月額利用料よりも高いと心得る必要はあると思います。

最後はキャンペーン価格となる

販売キャンペーンチラシ(イメージ)

最終期の販売では売り切ることが目的ですので、販売価格がセール価格となるのが最大のメリットだと思います。先住入居者は当初の販売金額を知っていますので、羨ましく思われるケースもあるかも知れません。

我が家マンションの場合では、最終期の販売では引越し費用相当分の割引がされていました。決して安くはない引越し費用が掛からないだけでも羨ましく思った記憶があります。

しかし反面、日々の暮らしを送る家として満足のいく住み心地であるかは本人次第であるかと思います。

最終期の販売では様々な値引き工作で売り切りますが、割引や値引きとなった分は無かったもの考えて、将来のリフォーム費用として取っておくのはいかがでしょうか。

まとめ

新築マンションは販売期(購入時期)によって売り方が異なります。当然、メリットとなる部分も変わってきます。「戸建てかマンションか」「新築か中古か」という様々な選択の中で、【新築マンション】という選択をしたならば、新築マンションに何を求めるのかという意志を持つことで、後悔を未然に防ぐことができます。

「戸建てかマンションか」「新築か中古か」の選択で抑えておきたいポイントはこちらでご紹介しています。

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